(一社)日本サッシ協会が発表した2019年7月の金属製建具実績で、アルミニウム建材の生産・出荷・出荷金額はともに前年同月比でプラスとなった。
アルミニウム建材全体の7月の生産数量は3万0,023トンで、前年同月比7.5%増加しプラス転換。うち、アルミサッシ合計は5.8%増の1万5,168トンだった。木造住宅用アルミは4.8%増の4,535トン。アルミ樹脂複合は2,896トンで7.6%増加。また、ビル用アルミニウムは7,737トンで5.7%増加した。エクステリアは、前月比7.0%、前年同月比12.5%それぞれ増加し9,900トンと引き続き堅調に推移した。ドアは2,029トンで9.9%増加、アルミニウム製室内建具は、0.4%減の2,926トンで、各品目中唯一マイナスだった。
アルミ建材全体の出荷数量は、前年同月比5.3%増の3万4,629トン。アルミサッシ合計は2.8%増の1万8,507トン。うち、木造住宅用は4.8%、アルミ樹脂複合は7.1%それぞれ増加しプラス転換。一方、ビル用アルミニウムは0.3%の微減だった。エクステリアは、9.8%増の1万0,802トンで、プラスが継続した。
アルミ製全体の出荷金額は、前年同月比8.3%増の515億3,300万円。アルミサッシ合計は6.6%増の311億2,900万円でプラスに転じた。うち、木造住宅用は3.5%、ビル用アルミニウムは7.7%それぞれ増加した。
スチール・ステンレス製の合計は、生産数量が前年同月比11.0%増の1万5,722トン、出荷数量は12.5%増の1万8,150トン、出荷金額は10.9%増の113億0,500万円だった。