住友電気工業(井上治社長)は、鋼旋削用コーテッドサーメット材種T2500Zを開発し、2019年10月より発売した。
チタン化合物を主成分とするサーメットに要求される「光沢があり美しく、面粗度が安定した仕上げ面」を追求するため、住友電工は、熱伝導率に優れる新サーメット母材を開発。鉄系金属との反応性を著しく低減させる「ブリリアントコート」と組み合わせたコーテッドサーメット材種に仕上げた。サーメットは、鉄との親和性が低いため、鉄系金属の加工面に光沢が得られ、美しい仕上げ面を実現するとして注目されている。
製品特長は、
年間販売計画について、同社は、売上高で初年度が1億円、3年後に5億円に設定した。