三菱マテリアル
事業ポートフォリオ見直し
コベルコマテリアル鋼管全株売却
三菱マテリアル(小野直樹社長)は、同社が45%を出資し持分法適用関連会社であるコベルコマテリアル銅管の全株CTJホールディングス2合同会社に譲渡する方針を決めた。
コベルコマテリアル鋼管社は、三菱マテリアルと神戸製鋼所の銅管製造・販売事業を統合し、2004年4月に設立。日本ならびに東南アジア地域を中心としたエアコン市場向け等で事業を展開している。
一方、三菱マテリアルは、現在の中期経営戦略において、全社的に事業ポートフォリオの最適化を推進。2020年4月1日付で三菱伸銅株式会社の吸収合併を予定する等の動きを進めている。
三菱マテリアルは、さまざまな検討を重ねた結果、コベルコマテリアル鋼管の将来的な事業成長と企業価値向上のためには、同社がCTJの事業構想の下で運営されることが最適であると判断した。神戸製鋼も、コベルコマテリアル鋼管株45%をCTJに譲渡する。
CTJは、日本産業パートナーズが間接的にその持分の全てを保有する特別目的会社。