昭和電線ケーブルシステム(川瀬幸雄社長)は、同社電力システムユニット電力機器技術部に所属する住本勉さんがこのほど、中国政府より2019年度中国政府友誼賞を受賞した。中国での電力ケーブル接続部品技術発展への貢献が評価された。
住本さんは、中国地中送電システムの最高電圧である500kV電力ケーブル接続部品を中国で実用化した。気中終端接続部や中間接続部、GIS用終端接続部といった、500kV電力ケーブル接続部品は海底ケーブル用にも応用され、中国国家電網研究機関や試験機関から品質面で高く評価されたと同社は説明。中国における電力ケーブル接続部品技術発展への貢献が高く評価されたことを受賞理由としている。
住本さんは、1997年に昭和電線ケーブルシステム入社。2014年からは、中国の特変電工昭和(山東)電纜附件に勤務した。