フジクラの2020年3月期第2四半期2020年3月期第2四半期(2019年4月1日~同年9月30日)の連結業績は、売上高は前年同期比5.5%減の3434億9900万円、営業利益は同59.6%減の57億7300万円、経常利益は同48.2%減の49億7300万円、親会社株主に帰属する四半期利益は同79.4%増の8億1400万円となった。
セグメント別の業績は次の通り。
エネルギー・情報通信カンパニー:前連結会計年度のバングラデシュ送電線工事のコスト増の反動による赤字縮小はあったものの、中国における光関連製品の競争激化の影響等により、売上高は前年同期比6.5%減の1674億円、営業利益は同38.1%減の44億円となった。
電子電装・コネクタカンパニー:【エレクトロニクスサブカンパニー】FPC(フレキシブルプリント配線板)を中心にスマートフォン向けで減少したことにより、売上高は同10.5%減の884億円となった。また、減収に伴う固定費負担増により、営業損失は2億円(前年同期は営業利益67億円)となった。【自動車サブカンパニー】為替の影響等により、売上高は前年同期比1.7%増の790億円、営業損失は10億円(前年同期は営業損失21億円)となった。
不動産カンパニー:旧深川工場跡地再開発事業である深川ギャザリアにおいて新規テナントの入居により、売上高は同4.3%増の56億円、営業利益は同10.1%増の27億円となった。
通期業績については、売上高は前期比4.3%減の6800億円、営業利益は同44.0%減の155億円、経常利益は同38.2%減の130億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同31.2%減の10億円を見込んでいる。