住友電気工業(井上治社長)は、このほど、産業電線事業部が販売するキャブタイヤケーブルや機器・盤内配線用電線の製品開発、販売強化の促進するため、新ブランドS-FREE(エスフリー)を立ち上げた。
“快適を、その現場に”をコンセプトに、住友電工グループが培ってきた被覆材料の配合技術や導体製造技術などを活かし、軽い、曲げやすい、端末作業が容易など、現場に寄り添った高品質で信頼性の高い製品を展開する。
S-FREE(エスフリー)のSは住友事業精神を継承した製品である証として表現し、しなやかで柔らかな性能をそのフォルムに重ねている。現場の負担からできる限り開放(FREE)したい。その思いがS-FREE(エスフリー)の名称と“快適を、その現場に”の言葉に込められた。
セパレータがなく容易に端末加工が可能な口出線EM-LFC-SL、軽いだけでなく柔軟性も向上した高強度アルミ導体溶接用ケーブル、汎用ケーブルと同じような柔らかさで使い易くなった柔軟エコキャブタイヤケーブルなどの製品を揃えている。