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第2四半期連結決算 三井金属鉱業

第2四半期連結決算
三井金属鉱業

三井金属鉱業(西田計治社長)の2020年3月期第2四半期2020年3月期第2四半期(2019年4月1日~9月30日)の連結業績は、売上高は前年同期比5.0%減の2,381億円、営業利益は同42.2%減の53億4,500万円、経常利益は同55.0%減の49億5,700万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同59.9%減の18億2,500万円の減収減益となった。

セグメント別の業績は次の通り。

【機能材料セグメント】四輪向け排ガス浄化触媒は、需要が堅調であったことから販売量は増加した。キャリア付極薄銅箔や電子材料用金属粉は、スマートフォン向けの需要が低調であったことから販売量は減少し、スパッタリングターゲットの販売量も減少した。同部門の売上高は、前年同期比44億円(5.1%)減少の823億円となった。経常利益は、主要製品の販売量の減少に加え、インジウム価格の下落に伴う在庫要因により悪化したこと等から、前年同期比64億円(55.2%)減少の52億円となった。

【金属セグメント】亜鉛・鉛のLME価格が下落したこと等から、同部門の売上高は前年同期比7億円(0.9%)減少の836億円となった。経常損益は、LME価格の下落による影響はあったものの、原料の調達条件が改善したことや神岡FITの運用開始等から、前年同期比39億円増加の8億円の利益となった。

【自動車部品セグメント】自動車の国内市場は堅調であったものの、中国や米国市場は低調に推移したことから、同部門の売上高は前年同期比44億円(8.8%)減少の460億円となった。経常利益は、販売量が減少したこと等から、前年同期比17億円(92.9%)減少の1億円となった。

【関連セグメント】各種産業プラントエンジニアリングにおいて、国内グループ企業向け工事の完成工事高が減少したこと等から、同セグメントの売上高は前年同期比81億円(13.2%)減少の532億円となった。経常利益は、各種産業プラントエンジニアリングの影響に加え、同セグメント内の持分法による投資損益が悪化したこと等から、前年同期比16億円(78.8%)減少の4億円となった。

通期業績については、売上高は前期比4.2%減の4,770億円、営業利益は同9.5%減の165億円、経常利益は同21.1%減の140億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.6%増の50億円を予想している。

日刊金属

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