東邦チタニウムおよびグループ会社のトーホーテックはこのほど、大分県大分市佐賀関の早吸日女(はやすひめ)神社に伊邪那伎社チタン材屋根についての説明看板(チタン製)を寄贈した。
1915年に再建された早吸日女神社伊邪那伎社屋根は、経年劣化により傷みが激しく葺き替 が必要となっている。この地域は台風が多く、潮風に晒されることから厳しい環境に耐え られる屋根材が求められたため、1973年に世界初の試みとして、軽くて強く、海水にも全 く劣化しない特徴を有するチタン材屋根への葺き替えが行われた。以降、屋根は葺き替えをすることなく、今日に至っている。
同社はチタンメーカーとしてチタンの用途開拓に取り組んでおり、今回の説明看板の設置 により、歴史ある早吸日女神社へ参拝に訪れる多くの人に、チタンの軽い・強い・錆びないという優れた特性を認知してもらいたい考えだ。