開封検知付アルミ箔を使用した服薬管理システムの共同研究を開始
UACJ
UACJ、UACJ製箔、SAPジャパン、ドクターズは、開封検知付アルミ箔開封検知付アルミ箔を使用した服薬管理システムの共同研究を行い、実証試験を開始した、と発表した。
開封検知付アルミ箔は、医薬品包装用アルミ加工箔を基に絶縁層と回路を印刷技術で付与することで開発した。同システムは、患者の服薬を回路印刷箔の破断により検知し、通信機器で発信、スマートフォンで担当医師に通知するもの。医師が患者の服薬管理を行うことで、薬の飲みすぎや飲み忘れを防ぐことができる。UACJ、およびUACJ製箔は回路印刷箔の開発・製造、SAPジャパンはデータシステムのソフトウェアの提供、ドクターズは実証試験フィールドの提供、および医療者の意見のフィードバックを担う。4社共同で2022年までに同システムの実用化を目指し開発を進め、服薬管理により患者の健康促進に貢献するシステムの構築をめざす。