2019年10月民生用電子機器国内出荷実績
JEITA
(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)は、このほど2019年10月民生用電子機器国内出荷実績2019年10月民生用電子機器国内出荷実績をとりまとめた。10月の民生用電子機器の国内出荷額は994億円、前年比93.6%、前月比76.8%。このうち映像機器は453億円、前年比92.4%、前月比74.5%。オーディオ関連機器は77億円、前年比116.9%、前月比は横ばい。カーAVC機器は465億円、前年比91.8%、前月比85.3%であった。
品目別の出荷数量を見ると、薄型テレビが33万2,000台、前年比102.1%、前月比77.2%。サイズ別では29型以下が4万4,000台、前年比79.2%、前月比54.3%。30~39型が6万台、前年比88.1%、前月比74.1%。40~49型が12万台、前年比102.7%、前月比84.5%。50型以上が10万7,000台、前年比127.9%、前月比84.9%。サイズ別構成は29型以下が13.4%、30~39型が18.2%、40~49型が36.1%、50型以上が32.3%となった。
4K対応テレビは20万4,000台、前年比130.6%、前月比91.9%で薄型テレビに占める割合は61.5%。4K対応テレビの出荷金額は269億円、薄型テレビの出荷額に占める割合は84.3%となった。ハイブリッドキャスト対応テレビが17万1,000台、前年比100.6%、前月比84.7%で薄型テレビに占める割合は51.5%。有機ELテレビが2万1,000台、前年比110.5%、前月比72.4%、出荷金額は59億円だった。
新4K8K衛星放送対応テレビは出荷数量が16万6,000台、出荷金額が239億円。出荷数量は薄型テレビの50.0%、4K対応テレビの81.4%。出荷金額では薄型テレビの74.8%、4K対応テレビの88.7%を占めている。発売開始からの累計出荷台数は142万8,000台、累計出荷金額が2,208億円となっている。新4K8K衛星放送対応チューナーの出荷数量は2,000台、発売開始からの累計出荷台数は21万7,000台になった。
BDレコーダープレイヤーの出荷数量は16万5,000台、前年比78.1%、前月比65.7%。デジタルビデオカメラの集荷数量は2万8,000台、前年比68.6%、前月比43.1%。システムオーディオの出荷数量は7万5,000台、前年比81.4%、前月比79.8%。スピーカーシステムの出荷数量は5万8,000台、前年比74.9%、前月比72.0%。ICレコーダーの出荷数量は6万6,000台、前年比87.9%、前月比106.5%。ラジオ受信機の出荷数量は11万7,000台、前年比126.4%、前月比98.3%。ステレオヘッドフォンの出荷数量は53万7,000台、前年比85.2%、前月比95.6%。カーナビゲーションシステムの出荷数量は45万台、前年比82.7%、前月比79.9%。カーAVメインメモリの出荷数量は24万7,000台、前年比119.7%、前月比102.9%。カースピーカーの出荷数量は211万7,000台、前年比96.8%、前月比95.5%ETC車載ユニットの出荷数量は24万8,000台、前年比89.6%、前月比81.6%となった。カーAVメインユニットは12か月連続でプラス。ETC車載ユニットのうちETC2.0対応のものは7万6,000台で18か月連続のプラスとなっている。