J:COM向けセットトップボックスの供給開始
住友電工
住友電気工業は、次世代型セットトップボックスXA401をKDDIと共同開発、12月より順次、KDDIを通じジュピターテレコム(J:COM)に提供を開始する。次世代型セットトップボックスXA401は、Android TVを採用、放送チャンネルと複数の動画配信サービスを含む多彩なコンテンツを簡単快適に楽しむことができる。BS4Kチューナを3つ搭載し、4K放送を視聴しながら、他の4K放送番組を2番組まで同時録画できるほか、Netflixなどの豊富なAndroid TVアプリによる動画配信サービスも簡単に視聴可能。DOCSIS 3.0準拠のケーブルモデムも搭載しており、既存同軸ケーブル1本で快適にケーブルテレビとインターネットが楽しめるようになった。モバイル端末とテレビの画面共有を実現するChromecast built-inを搭載しており、映画、音楽をはじめゲームや生活情報などの豊富なアプリケーションをダウンロードして利用することもできる。また、J:COMオンデマンド、Netflixなどのアプリはインストール済みで、手元に届いてすぐに多彩なコンテンツを楽しめる。
付属リモコンのGoogleアシスタントキーを押し、リモコンに話しかけることで、チャンネル切換、録画コンテンツの早送り・早戻しや視聴中番組の録画開始など、音声操作が可能でGoogle Homeなどに話しかけることでもほぼ同様の音声操作が行える。
また、話しかけた単語でテレビ番組やNetflix、YouTubeなどの動画配信サービスからコンテンツを同時に検索することができ、見たい映画を見つけたり、見たいテレビ番組を録画予約したりすることも簡単にできる。
XA401はホームネットワーク内のDLNA対応プレイヤ端末に対応しており、XA401から放送中の番組や録画したコンテンツを配信することもできる。DLNAサーバ機能を持つ機器で受信した放送や録画したコンテンツの再生も可能。XA401で録画したコンテンツのダビングも可能で、モバイル端末で楽しむことができる。
また、HDR(HDR10、HLG)に対応しており、テレビにあわせてHDR、SDRの中から最適な方式で出力する。HLG方式に対応していないテレビでもBS4K放送や、ビデオオンデマンドのHDRコンテンツを視聴できる。Dolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応したテレビやオーディオ機器に接続することで、映画館のような臨場感のある立体的サウンドを家庭で楽しめる。