日本電線工業会はこのほど、2019年9月の電線出荷統計をまとめた。これによると、9月の前月比では、通信、電力、電力、電気機械、自動車、建設・電販、その他内需、輸出の全部門でプラスとなった。9月の前年同月比では、自動車、建設・電販、その他内需、輸出の部門がプラス、通信、電力、電気機械の部門はマイナスだった。9月全体では、前年同月比106.4%だった。
品種別の数量、および金額の出荷は次の通り(カッコ内は前年同月比)。▽裸線=3884トン(116.0%)、31億7500万円(101.0%)▽巻線=1万580トン(96.5%)、112億4200万円(93.3%)▽機器用電線=3226トン(94.5%)、93億5800万円(93.8%)▽通信用電線・ケーブル=1383トン(99.5%)、31億3700万円(100.0%)▽電力用電線・ケーブル=2万3290トン(108.6%)、249億9000万円(110.2%)▽被覆線=1万2006トン(112.1%)、163億6000万円(109.2%)▽輸送用電線=6195トン(109.8%)、384億4900万円(116.2%)。▽銅電線計=6万564トン(106.4%)、1067億1100万円(107.7%)▽アルミ電線計=2836トン(96.3%)、25億1700万円(104.0%)。