三菱マテリアルの連結子会社の三菱マテリアルトレーディングは、MJCブランドで展開する宝飾品等販売事業を京セラに事業譲渡する、と発表した。
同事業は、三菱マテリアルが1978年に宝飾品等の販売事業を開始したことに始まり、2015年1月、一般消費者向けビジネスに実績のあるMMTC社に同事業を承継した上で、さらなる営業力の強化、および顧客へのサービス向上を図りながら、事業を展開してきた。
一方、三菱マテリアルは中期経営戦略において、全社方針の一つとして事業ポートフォリオの最適化を掲げ、着実に取り組みを進めている。こうした中、MMTC社において、同事業についてさまざまな検討を重ねた結果、同事業を京セラ社に譲渡し、同社の下で運営されることが同事業の将来的な成長に資すると判断し、今回の譲渡を決定した。