富士電線は、Cat.5e規格に対応したカールコードスーパーカールを開発し、11月から販売を開始した。
同製品は、使用時にケーブル長が伸縮自在に調整されることから、パソコンなどの設置位置に合わせて容易に接続が可能であり、かつ未使用時にはコンパクトでスマートな収納ができる。顧客からの「LANパッチケーブルの一時的な接続使用をもっと手軽にしたい」という要望に応えるため、同社で長年に渡り培ってきたLANケーブルの製造・材料技術の強みを活かし、LANケーブル(Cat.5e)に伸縮機能を付加したカールコードスーパーカールを開発した。
ホテルの客室等、LAN ネットワークとパソコンが固定配線されていない環境では、一時的に機器を接続するためのLANパッチコードがタバ状に巻かれて常備されている。こうしたシーンで、カールコードスーパーカールを使用すると、ケーブルのカール構造による伸縮機能により配線接続時の長さが自在に調整されることから、ケーブル余長処理の手間もなく、パソコンなどの設置位置に合わせた容易な接続が可能となる。また、未使用時のスーパーカールは、コンパクトでスマートな収納ができる。デスク周り付属品、POSレジ用、病院内での常設接続においても使用可能で、伸縮機能を利用して手軽に接続機器を移動できる。新製品の特長は次の通り。