日本鉱業協会(JMIA)がさきごろまとめたニッケル需給実績表によると、2019年(2018年11月~2190年10月)の生産は、5万8,076.599トン。前年同期の5万8,089.201トンからほぼ横ばい。輸入は5万3,773.027トン。前年同期の5万4,705.479トンに比べ1.7%減となった。国内需要の見掛値は、一つ当たりの平均が7,178.7トン。国内需要を報告値で見ると、合計が4万7,791.286トン。前年同期の4万9,553.568トンに比べ3.6%減となっている。輸出は1万8,505.415トン。前年同期の1万9,454.782トンに比べ4.9%減となった。2019年10月の繰越在庫は、2万9,599.205トン。その内訳は、生産者が全体の23.4%を占める6,932.658トン。販売業者が全体の42.0%を占める1万2,430.094トン。消費者が全体の34.6%を占める1万0,236.453トンとなった。