ASEANミネラルアワード第1位を獲得
フィリピン・コーラルベイニッケル社
住友金属鉱山の子会社、コーラルベイニッケル社(CBNC)はこのほど、東南アジア諸国連合(ASEAN)から2019年のASEANミネラルアワード(AMA:ASEAN Mineral Awards)を受賞。金属製錬部門において、持続可能な鉱物開発のベストプラクティス企業として第1位を獲得した。
同表彰は、ASEAN加盟11か国が部門ごとに代表1社を推薦し、そこから審査・選抜された 3社による最終選考で受賞企業が決定する。CBNCは フィリピン政府から金属製錬部門の代表企業として推薦を受け、2019年12月11日~13日にタイ・バンコクでの鉱物に関するASEAN閣僚会議の開催にあわせて行われた最終選考を経て、受賞した。
AMAは、ASEAN各国の資源産業促進のため、鉱業製錬業に優れた企業を表彰するもの。表彰制度の運用は2017年に始まり、今回で2回目となる。CBNCでは、周辺地域のインフラ整備、雇用の拡大、資材の現地調達などを通じた社会貢献、また、環境負荷を最小限に抑えた操業、環境事故の防止、テーリングダムの緑化による生態系の回復など、生物多様性の保全を図りながら、責任ある操業に努めている。