(一社)日本サッシ協会は、このほど、2019年11月の金属製建具生産出荷実績(確報)をとりまとめ公表した。これによると、11月の金属製建具生産実績は前年同月の4万9,115トンに比べ89.0%の4万3,689トン、前月比は95.9%。出荷実績は前年同月の5万7,048トンに比べ89.0%の5万0,756トン、前月比98.1%であった。出荷実績を金額で見ると603億7,000万円で、前年同月の649億9,800万円の92.9%、前月比は97.2%となっている。在庫は、前年同月の2万2,670トンに比べ108.9%の2万4,683トンで前月比は98.2%であった。
これをアルミニウム製建具について見ると、生産実績が前年同月の3万0,693トンに比べ90.0%の2万7,627トンで前月比93.3%。出荷実績は前年同月の3万6,510トンに比べ89.1%の3万2,531トンで前月比95.9%となる。出荷金額は前年同月の526億4,400万円に比べ92.9%の489億1,300万円で前月比95.8%。在庫は前年同月の1万8,224トンに比べ108.5%の1万9,768トンで前月比は97.2%となった。
アルミニウム製建具の出荷金額を、その内訳を見ると、木造住宅用サッシが前年同月の159億5,400万円に比べ90.5%の144億3,800万円で前月比95.6%。金属製建具全体に占める割合は23.9%。サッシビル用が前年同月の154億5,200万円に比べ97.3%の150億3,300万円で前月比95.6%。全体に占める割合は24.9%。ドアは前年同月の52億7,800万円に比べ96.7%の51億0,100万円で前月比が95.6%。全体に占める割合は8.5%。エクステリアは前年同月の126億9,100万円に比べ89.3%の113億3,400万円で前月比が97.5%。全体に占める割合は18.8%となっている。