2019年11月亜鉛生産出荷実績
生産は前年同月比8.9%マイナスの4万1,610トン
出荷は同10.9%マイナスの4万0,671トン
金属鉱山会は、さきごろ、2019年11月の亜鉛生産出荷実績(出典は経済産業省経済産業省、日本鉱業協会)を取りまとめ公表した。これによると、11月の生産実績は、前年同月の4万5,665トンに比べ91.1%の4万1,610トン、前月比は88.4%となった。出荷は前年同月の4万5,643トンに比べ89.1%の4万0,671トン、前月比が97.1%となっている。輸出は前年同月の8,503トンに比べ104.9%の8,923トン、前月比は111.6%となる。出荷全体に占める輸出の割合は21.9%。
内販を内訳で見ると、亜鉛メッキ鋼板が前年同月の1万5,131トンに比べ88.8%の1万3,430トン、前月比が93.4%、全体に占める割合は33.0%。その他メッキは前年同月の7,274トンに比べ101.8%の7,403トン、前月比が100.9%、全体に占める割合は18.2%。伸銅品は前年同月の4,805トンに比べ66.8%の3,209トン、前月比が92.6%、全体に占める割合は7.9%。無機薬品は前年同月の1,675トンに比べ78.4%の1,424トン、前月比は92.2%、全体に占める割合は3.5%。ダイカストは前年同月の3,421トンに比べ78.4%の2,682トン、前月比は82.6%、全体に占める割合は6.6%。その他の内販は前年同月の4,834トンに比べ74.5%の3,600トン、前月比は91.6%、全体に占める割合は8.9%となった。
2019年11月の在庫は前年同月の5万5,530トンに比べ119.6%の6万6,393トン、前月比101.5%となる。