日本電線工業会はこのほど、2019年度上期の海外現地法人出荷統計データ調査結果を公表した。同会では、事業計画の一つとしてグローバル化対応に取り組んでいるが、同調査はグローバルに発展・拡大する日本の電線産業の実情を正しく認識し伝えることを目的として、2015年度上期分から年2回調査を実施し公表している。
2019年度上期分調査結果によると、全地域出荷合計は、銅電線(絶縁電線計)は数量では21万4000トン(前年度比0.1%増)と2年ぶりに増加した。金額では5974億円(同2.7%減)と3年ぶりに減少した。
アルミ電線は、数量では4万8000トン(同1.8%増)と4年連続増加し、金額でも324億円(同1.3%増)と4年連続の増加となった。