非鉄金属リサイクル全国連合会(非鉄全連、六車龍三会長)は、このほど2019年12月の非鉄金属原料取扱統計を取りまとめ公表した。調査項目ごとに見ると、銅の月初在庫は8,491.0トン、前年同月比27.5%増。月間受入が1万1,453.6トン、同11.3%増。月間出荷が1万1,320.2トン、同12.7%増。月末在庫が8,778.5トン、同0.5%減となった。銅合金は月初在庫が6,971.1トン、同12.5%増。月間受入が7,137.0トン、同13.0%増。月間出荷が6,054.7トン、同0.1%増。月末在庫は8,059.4トン、同25.4%増。アルミニウムは月初在庫が2,943.0トン、同8.1%減。月間受入が6,824.9トン、同3.2%減。月間出荷が6,740.7トン、同29.3%減。月末在庫は3,074.2トン、同11.1%減。その他では月初在庫が5,392.4トン、同9.2%減。月間受入が8,216.6トン、同6.2%減。月間出荷が7,183.5トン、同6.9%減。月末在庫は5,758.3トン、同7.9%減となった。
それぞれの項目は、銅が1号銅線(光特号)、2号銅線、上銅、並銅(伸銅2号)、下銅、ナゲット、銅分90%以上のもの。銅合金は黄銅版、黄銅棒、黄銅削粉、込真鍮、青銅、銅合金鋳物(インゴットを含む)、銅分50%以上のもの。アルミニウムがアルミ新屑、アルミ合金屑、アルミ缶、アルミ鋳物、アルミ二次合金。その他は被覆銅線、銅・同合金滓、鉛、亜鉛、ステンレス、錫、特殊合金等、銅分50%未満のものなどを指す。