2019年12月の特殊鋼流通統計
全日本特殊鋼流通協会
一般社団法人全日本特殊鋼流通協会はこのほど、2019年12月度の特殊鋼流通統計調査の集計をまとめた。
これによると、12月は、受入(前年同月比13.9%減)、販売(同11.5%減)が減少し、在庫(前月比0.0%)は横ばいだった。
販売量は、地区別では東京(前年同月比14.0%減)、大阪(同8.5%減)、名古屋(同14.0%減)、東北・北関東(同18.7%減)、埼玉・神奈川(同21.3%減)、新潟・静岡(同9.4%減)、広島・九州(同15.9%減)いずれの地区でも減少した。
鋼種別では、炭素工具鋼(前年同月比4.0%増)、その他特殊用途鋼(同37.8%増)が増加し、機械構造用炭素鋼(同11.9%減)、構造用合金鋼(同20.3%減)、合金工具鋼(同17.4%減)、高速度工具鋼(同20.0%減)、その他工具鋼(同38.9%減)、軸受鋼(同18.4%減)、ステンレス鋼(同8.6%減)が減少した。
在庫量は351,299トンで前月比28トン減少した。