日本電線工業会はこのほど、2019年12月の電線出荷統計をまとめた。これによると、12月の前月比では、輸出の部門がプラスとなったが、通信、電力、電気機械、自動車、建設・電販、その他内需の部門はマイナスとなった。12月の前年同月比では、電力、自動車、建設・電販、輸出の部門がプラスとなったが、通信、その他内需の部門はマイナスだった。12月全体では、前年同月比99.9%だった。
品種別の数量、および金額の出荷は次の通り(カッコ内は前年同月比)。▽裸線=3625トン(94.5%)、29億6400万円(84.3%)▽巻線=1万402トン(96.1%)、110億4000万円(94.5%)▽機器用電線=3229トン(93.5%)、93億2900万円(95.6%)▽通信用電線・ケーブル=1269トン(89.1%)、28億6400万円(92.7%)▽電力用電線・ケーブル=2万1296トン(107.5%)、222億7700万円(107.0%)▽被覆線=1万1231トン(97.7%)、152億8000万円(96.0%)▽輸送用電線=5642トン(95.6%)、337億8000万円(95.2%)。▽銅電線計=5万6694トン(99.9%)、975億3500万円(97.3%)▽アルミ電線計=2431トン(143.3%)、21億900万円(110.3%)。