1月粗鋼生産824万トン、前月比5.9%増、前年同月比1.3%増
日本鉄鋼連盟
日本鉄鋼連盟(JISF)はこのほど、1月の鉄鋼生産概況をまとめた。これによると、銑鉄生産は646.7万トンと前月比7.5%増、前年同月比7.0%増となり、前年同月比では6カ月ぶりの増加となった。
粗鋼生産は824.4万トンと前月比5.9%増、前年同月比1.3%増となり、前年同月比では7カ月ぶりの増加となった。1月の1日当たり粗鋼生産は26.6万トンで、12月の同25.1万トン比5.9%増となった。
炉別生産では、転炉鋼が647.3万トンと前月比9.0%増、前年同月比5.6%増、電炉鋼が177.1万トンと前月比4.2%減、前年同月比12.0%減となり、前年同月比では転炉鋼は6カ月ぶりの増加、電炉鋼は11カ月連続の減少となった。
鋼種別生産では、普通鋼が636.2万トンと前月比6.3%増、前年同月比3.5%増、特殊鋼が188.3万トンと前月比4.4%増、前年同月比5.5%減となり、前年同月比では普通鋼は7カ月ぶりの増加、特殊鋼は14カ月連続の減少となった。
熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)の生産は707.6万トンと前月比4.6%増、前年同月比6.6%減となり、前年同月比では19カ月連続の減少となった。
普通鋼熱間圧延鋼材の生産は563.7万トンと前月比6.4%増、前年同月比4.2%減となり、前年同月比では6カ月連続の減少となった。
特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は143.9万トンと前月比1.8%減、前年同月比14.8%減となり、前年同月比では13カ月連続の減少となった。