一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、さきごろ、2020年2月のパーソナルコンピュータ国内出荷実績を取りまとめ公表した。これによると、2020年2月のパースなるコンピュータ国内出荷台数は50万2,000台で、前年同期の63万0,000台に比べ20.4%減となった。金額ベースでは498億円、前年同期の621億円に比べ19.8%減となる。
これを品目別に見るとデスクトップPCが15万3,000台。前年同月比7.5%減、前月比は16.4%減。ノートPCが34万9,000台。前年同月比は25.0%減、前月比は26.8%減。金額ベースで見ると、デスクトップPCが151億円。前年同月比1.5%減、前月比は16.6%減。ノートPCが347億円。前年同月比25.7%減、前月比は31.4%減となる。
デスクトップPCのうちオールインワンは全体の8.8%を占める4万4,000台。前年同月比3.3%減、前月比は2.2%減。単体は10万9,000台で全体の21.7%。前年同月比9.1%減、前月比は21.0%減。ノートPCのうちモバイルノートは9万7,000台で全体の3.0%。前年同月比36.9%減、前月比は3.0%減。ノート型・その他は25万1,000台で全体の50.0%。前年同月比19.1%減、前月比は33.4%減。これを金額ベースにすると、オールインワンが63億円で全体の12.7%。前年同月比0.1%増、前月比12.5%減。単体が88億円で17.7%、前年同月比2.6%減、前月比19.3%減。モバイルノートが112億円で22.5%、前年同月比34.5%減、前月比2.6%減。ノート型・その他が235億円で47.2%、前年同月比20.7%減、前月比39.7%減となる。
この統計調査への参加企業はアップル・ジャパン、NECパーソナルコンピュータ、セイコーエプソン、ダイナブック、パナソニック、富士通クライアントコンピューティング、ユニットコム、レノボ・ジャパンの8社。