日本鉱業協会(JMIA)は、先ごろ、2020年2月の銅の国内生産出荷在庫実績を取りまとめ公表した。これによると2020年2月の銅生産は13万0,699トン、前月の13万7,069トンに比べ4.6%減、前年同月の11万6,026トンに比べ12.6%増となっている。出荷は、13万5,504トン、前月の12万0,737トンに比べ12.2%増、前年同月の13万1,862トンに比べ2.8%増。在庫は10万9,754トン、前月の11万4,558トンに比べ4.2%減、前年同月の10万1,594トンに比べ8.0%増。
出荷のうち、内販は7万3,064トン、前月の6万8,260トンに比べ7.0%増、前年同月の8万0,281トンに比べ9.0%減。内販を項目ごとの内訳で見ると、電線が4万6,853トン、前月の4万2,940トンに比べ9.1%増、前年同月の5万0,733トンに比べ7.6%減。伸銅品が2万3,565トン、前月の2万2,464トンに比べ4.9%増、前年同月の2万7,176トンに比べ13.3%減。その他は2,646トン、前月の2,856トンに比べ7.4%減、前年同月の2,372トンに比べ11.6%増。輸出は6万2,440トン、前月の5万2,477トンに比べ19.0%増、前年同月の5万1,518トンに比べ21.1%増となっている。