ごみ処理プラント基幹改良工事を連続受注
JFEエンジニアリング
JFEエンジニアリングは、ごみ処理プラントの基幹改良工事を今年度相次いで受注した、と公表した。同社が受注した基幹改良工事は、沼上清掃工場(静岡県静岡市)、浮島処理センター(神奈川県川崎市)、くりーんプラザ・龍(茨城県龍ケ崎地方塵芥処理組合)で、受注金額は3件合計で約200億円。
一般廃棄物処理施設は、全国で約1100施設が稼動しているが、このうち約7割は稼動後15年が経過しているという。近年では施設の耐用年数は40から50年となっており、稼働後20年前後で大規模な基幹改良工事を行うのが一般的だ。同社は、施設の現況・ニーズに則した施設主要機器の更新・改造を行う。具体的にはタービンの更新による発電効率の向上や、送風機のインバータ導入による効率化等を行い、省エネ化による二酸化炭素排出量削減に加え、施設の長寿命化によるライフサイクルコストの低減に貢献する。