8月民生用電子機器出荷実績
出荷額は2か月連続増加
薄型テレビは2桁増続く
JEITA
(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した2019年8月の民生用電子機器の出荷額は1,091億円で、前年同月比18.5%増加した。出荷額が前年同月の実績を上回るのは2か月連続。
分野別では、映像機器が前年同月比33.4%の大幅増で576億円。カーAVC機器は5.7%増の450億円で5か月連続のプラス。オーディオ関連機器は2.6%増の65億円だった。
製品別出荷数量を見ると、薄型テレビが38.1%増の42万8,000台で、3か月連続のプラス。出荷額は420億円だった。サイズ別では、29型以下が6万2,000台(前年比0.7%増)、30~39型が9万5,000台(8.7%増)、40~49型が14万4,000台(48.3%増)、50型以上が12万6,000台で、前年同月比倍増となった。4K対応テレビは、倍増の22万9,000台、出荷金額は342億円だった。薄型テレビ全体の出荷台数に占める4Kテレビの割合は、前月から0.2ポイント低下し53.4%、出荷額に占める割合は81.4%だった。
また、有機ELテレビの出荷台数は2万9,000台、出荷額は86億円だった。
車載機器では、カースピーカーが前年同月比5.5%減の173万4,000台。カーAVメインユニットは10.9%増の19万7,000台で、10か月連続のプラス。カーナビゲーションシステムは2.1%増の46万2,000台で、5か月連続のプラス。ETC車載ユニットは5.6%増の25万3,000台で、4か月連続で前年実績を上回った。